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image photo 【住み継ぐ家づくり】 木の寿命を生かし切るよう、住み続けるには?
   
■今の日本の家は「仮住まい」に過ぎない

木は家を建てる木材になった後も、山で生きていた樹齢以上にはもつもの。とするば、木の家の寿命は最低でも60年はあるはず。それなのに、日本の家は平均20年で、つまり、子どもがひとりだちするまでのたった一世代の間で立て替えられているのです。とすれば、100年、200年と住み継がれてきた民家からみればほんの「仮住まい」ですね。
■間取り変更が可能な架構を

つくってはこわし、という「仮住まい」から脱却できないひとつの理由は「間取り」にあります。「何LDK」という部屋数が売り物で、細かな部屋が袋小路に並ぶような家では、家族構成が変わってしまえば使いにくいものです。家族構成が変わることも見越して、将来使い回しのできるような間取りの家がよいのです。木組みの架構が、変更自在の間取りを生みます。
           
 
           
■メンテナンスできる家が長寿命

「仮住まい」にならざるを得ないもうひとつの理由は、結露や水回りの傷みによる損傷にあります。古い民家が、木の寿命以上に長持ちするのは、修繕しながら住んできたからです。柱や梁も、壁でおおわれることなく、おもてに見えていますから、結露しにくく、またどこかが腐ったとしてもすぐに見て取れるので、早めに取り替えることができます。また、痛みやすい水回りなどを取り替えの利く「副架構」に集めれば、家全体の傷みに至ることがありません。
           
・・・「家は消費財」と謳われ、経済活動を促す根元のように言われますが、 そのことで地球の資源を食いつぶしてはいけません。 あなたにとっても、社会にとっても、長い間価値が落ちない家が、本当の経済的な家といえます。
       
   
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