| ■「上田の家」約一年ぶりにお伺いしました |
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前庭もできて、もう紅葉が始まっています |
| ■「上田の家」建主さんからお手紙をいただきました |
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新しい家での暮らしぶりを、きれいな写真にして送っていただきました
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完成から4ヶ月。「上田の家」の建主さんからお手紙をいただきました。
温熱環境についてのご意見が書き添えてありましたのでご紹介します。
「建主さんからのお手紙」
<前略>
新しい家に、引越してから今まで、あわただしく時が過ぎてしまいましたが、楽しみながら自分たちの家をつくっています。 しばらく、ご連絡もせず、失礼しましたが暮らしの様子をお伝えしたいと思いこの手紙を書きました。
暮らし始めたとき、最初にとまどったのが、温度と湿度の調整です。 部屋が大きいので、暖房費がかかると思い、ストーブの温度を上げないと寒いのです。でも、いったん部屋が暖まれば温かいことがわかりました。それから、天井のファンは必ず回さないと部屋全体が温まりません。自然の摂理のとおり暖かい空気は上に行くのです。部屋全体の空気が回ると部屋全体が温まるようです。 それから、お風呂場とリビングが近いので、風呂に入ったり出たときに寒くないんです。アパートの時は、風呂に入っても直ぐに冷えてしまいました。
越してきて直ぐは、木がよく割れました。一度は夜中にすごい音がして木が割れて、その後に近所の犬が吠えました。吠えた原因が、木が割れた音かどうかわかりませんが、心配になって、湿度計を何個か買い、リビングに3箇所、納戸と食品庫と点検口の真下に一個ずつ置いてみました。 リビングの湿度は30パーセントぐらいでした。そこで、ストーブ付属の加湿器と別に用意した加湿器で加湿しています。それで、湿度はだいたい40パーセントから50パーセントぐらいになり、前ほど木は割れなくなりました。 木が割れるのは自然なので、木の割れ目が見えるのは全然気になりませんが、家が倒れたりしないだろうかと心配になりましたが、矢島工務店さんは大丈夫だと太鼓判を押してくださったので、安心しています。 リビングは乾燥しますが、逆に納戸と食品庫は湿度が高く、引っ越したところは、漆喰の壁も結露するほどでした。今は、様子を見て除湿機を使っています。今のところ湿度は60パーセントから70パーセントぐらいで安定しています。床下の温度は外気温にかかわらず10度ぐらいです。湿度は天候に左右されるような気がしますが、ここも大体60パーセントから70パーセントぐらいです。
<中略>
この家に引っ越してから、暮らしを整えたり、子どものことやら、仕事のことやらであっという間に3ヵ月がたってしまいました。 仕事から帰ってきて、ただいまと言って玄関の扉を空けると、杉戸のガラススリットから漏れる暖かい灯かり越しに、「ただいま」(?!)とでかい声で走ってくる息子が見えると、とてもあたたかくなります。
<中略>
もう少しすれば、庭もできますし、テーブルも入ります。また、ご報告したいと思いますが、よろしければ、是非、遊びに来て下さい。お待ちしております。 皆様のご健康をお祈り申し上げます。
平成21年3月15日
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「事務所からの手紙」
お手紙ありがとうございます。温熱の件、大変参考になりました。
天井扇は冬でも逆回転で使う方がいいようです。
また結露は漆喰が乾くとおきなくなるようです。
青木村の「田舎暮らしを楽しむ家」も同じでした。
「蛍舞う丸子の家」では蓄熱暖房機を増やしましたが、一度温まると、使わなくなったと聞いています。
お手紙を拝見して、断熱効果を挙げるには、遮熱も大切なことを知りました。
当方の建物の場合、漆喰や厚板がその代わりになっているようです。
さらに進化する木組みの家です。
これからもご意見どしどし下さい。 お住まいになってからの感想が、当事務所の財産です。
よろしくお願いいたします。
松井郁夫・拝
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| ■「上田の家」完成内覧会報告 |
(撮影:奈良岡忠、松井事務所) |
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できるだけ広々した居住空間にするための
十字型の架構がこの家の特徴です
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玄関に入ってまっすぐ走る子供たちの姿が目に浮かびます。
居室にはさんさんと太陽の光が差し込みます
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南の庭にはデッキから降りることができます。
ロフトは子供たちに大好評でした
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お昼には建主さんが美味しいお弁当を用意してくださいました。
矢島工務店と田中製材もいっしょに頂きました
竣工おめでとうございます!
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| ■「上田の家」完成内覧会のお知らせ |
紅葉の鮮やかな季節となりました
皆様いかがお過ごしでしょうか。
このたび「上田の家」が竣工し、建主さんのご厚意で
2008年12月7日(日)13:00〜16:00に完成内覧会を開催することとなりました。
自然豊かな長野県上田市の広々とした敷地に、木組の家が建ちました。
少ない材料で広い空間をつくるために、十字型の梁組みに挑戦しました。
子供たちが思い切り走り回ることができる、大らかで、のびのびした平屋建てです。
材木は地元田中製材工業。上田市の木を使い地産地消を実現しました。
施工は矢島工務店、設計は松井事務所。
途中でブラッシュアップした成果をご覧下さい。
大勢の皆様のお越しをお待ちしております。
好評のうちに閉会しました。参加してくださいました方々、どうもありがとうございました |
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| ■サッシも入り、工事は順調です |
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外壁の下地が塗られると建物にボリュームが出てきます。
サッシも入って完成の雰囲気が見えてきました
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十字の軸組み、構造的にもデザイン的にも
「上田の家」の要になっています
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のびのびとした平屋の家だから実現した
遠くまで抜けていく空間です
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家に入ってくる光と影をコントロールする
ゆったりとした軒は日本家屋の特徴です
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■屋根が葺かれました |
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ガルバリウムの屋根が葺かれ、建物の全体感が見えてきました
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内観です。間取りがスッキリしているので
本当に広々として爽快な家になりそうです
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玄関からまっすぐ抜ける廊下。
子供たちが走り回る姿が目に浮かびます
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| ■屋根の工事中です |
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屋根を施工しています。
この大きな屋根が家全体のプロポーションを決める要です
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化粧野地板。
室内は小屋組みが見えます。木組の醍醐味です
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フォレストボードという杉皮の断熱材。
100mm入れて冷気と熱気をしっかり防ぎます
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| ■上棟しました! |
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広々としたのびやかな家になります |
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棟がクレーンで架けられました。
上棟おめでとうございます!
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大黒柱です。
引き抜きに抵抗する「足固め」が差してあります
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| ■配筋検査に行きました |
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配筋のピッチをきちんと測ります。
きちんと入っているので丈夫な基礎になります
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材木を刻んでいる下小屋で打ち合わせ。
羽生田棟梁は松井事務所の建物は3棟目です
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| ■材木検査に行きました |
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材木は木組ゼミの第1期生である田中俊章さんの田中製材にお願いしています。
左が田中さん。右は工務店の矢島社長です
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含水率を測りました。木はよく乾いてないと、あとで大きく変形してしまいます。
よく乾燥した材が準備されていました
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材がいいと住んでいて生き生きとした気持ちになります。
設計は素材感も含めてデザインしていくものです
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| ■地鎮祭を執り行いました |
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土地の神様を鎮め、工事の無事を祈願しました。
地鎮祭のあとは建物の位置出しをしました。いよいよ着工です!
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| ■1:50の模型が出来ました |
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庭からの外観
大きな越屋根から光をたくさん入れます
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居間。この家の主架構の梁が
頼もしく通っているのを見ることができます
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子供たちが思いっきり走れる縁側。
玄関を上がって自分の部屋までまっすぐです
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| ■1:100と軸組模型が出来ました |
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平面計画。
庭を囲んだのびのびした間取りは、このあたりの風土と一体となった生活をつくることでしょう |

越屋根で家全体に光と風を通します
子供たちは縁側やデッキから庭におりて遊べます |
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上田市は2000m級の山々に囲まれた自然豊かな地域です
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