「再架構の家」竣工写真が出来上がりました。
カメラマンは奈良岡忠氏です。
「再架構の家」完成しました!
三軒分の古材を組み直して一軒の家をつくる
ユニークなプロジェクトです。
建主さんはぜひ古材を使いたいと、ご自分で
会津の古木屋 小林さんから古材を調達。
施工も腕を見込んで、会津の阿部棟梁を
ご指名です。建方までを阿部棟梁、以降を
風基建設が担う二段階施工になりました。
上棟から5ヶ月、「再架構の家」が完成です。
古色も塗り全体に重厚な雰囲気が出来てきました。
曲がった古材も新しい地でまた有効に利用され
いい味を出しています。
設計 (有)松井郁夫建築設計事務所
設計協力 衣袋設計室 施工 (有)阿部建設 + 風基建設(株)
建主さんの仕事部屋。
漆喰と柱のコントラストがきれいです。
対面式のキッチン。
斜めの梁がおもしろく入りました。
居間から和室へ1本の梁が飛んでいます。
ダイナミックな古材の使い方がよく見えます。
居間とキッチンは広々とした空間です。
漆喰と古材が懐かしい落ち着いた雰囲気にしています
■建主さんのご好意により完成見学会が開かれました。
古材と新しい材料との組み合わせが美しい仕上がりになりました。
内覧会にはたくさんの方が見えました。みなさん古材のを使った面白さを口にしていました。
建主さんが集めた建具も入りました。曲がった古材とよくマッチしています。
2階は広々としたリビングに古材がどっしりと重なって見えます。
玄関のステンドグラスが光を通しきれいです。
部屋のそこここに昔と今が混在していて、いい雰囲気がかもし出されています。
トイレの窓は奥さんの手作りのステンドグラス。デザインはご主人だそうです。素敵ですね。
2階の和室をリビングから見たところ。漆喰がきれいなコントラストを見せています。
キッチンのカウンターの上も古材。曲がりがおしゃれな感じに出来ました。
階段の上も漆喰壁で囲っています。
1階の仕事部屋と和室。和室は古材の梁を井桁に組んであります。
ふすまには建主さんが京都で買ってくる和紙を張ることになっています。
古い木材と新しいものとの調和のために古色を塗ります。弁柄と柿渋をあわせた自然素材の塗料です。
進行中の現場では付け柱などが出番を待っています。
キッチン横にある壁に飾り棚も出来ました。
玄関の両脇にステンドグラスが入りました。
いよいよ着工しました。丁寧に配筋されて、丈夫な基礎をつくります。
阿部棟梁が上京して現場を視察。刻みは会津で行ないます。
古材は一本一本寸法が違うので、設計に先立って福島に赴き、延べ5日間かけて実測調査を行ないました。
実測をもとに梁算段をし、ようやく架構が決定。建主さんのこだわりに合うように、手間暇をかけた設計です。
梁算段の結果できた矩計。
黒が今回の古材、朱は棟梁に探してもらう古材。それ以外は新材です。